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クラミジア | 泌尿器科 | 医療法人社団SEC | 新宿駅近く

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クラミジア

「クラミジアに感染してしまったかもしれない!」
「あのときのパートナーが怪しい?」

など、心当たりがあればなおさらのことです。

「クラミジア性尿道炎」「クラミジア性頚管炎」「咽頭クラミジア」 「クラミジア結膜炎」 についてわかりやすくまとめました。
2分ほどで読めますので、正しい知識をご自身のためにも、是非身につけてください。

クラミジアとは

性感染症の中でも最も多いといわれる感染症がクラミジアです。

クラミジア・トラコマティスという病原体に感染することで発症します。

クラミジアは性行為や性行為に似た行為によって感染しますが、感染する部分は性器だけではありません。

喉や目にも感染する場合があります。

男性は尿道が長いことから尿道に感染することが多く、女性は尿道が短いため子宮頚管などに感染することが多くなっています。

感染しても無症状なので気付かない場合も多いため、パートナー間で感染が拡大しやすいことが特徴です。

クラミジア性尿道炎

原因

クラミジアが尿道口から入り、尿道粘膜に感染することにより引き起こされます。

感染経路

性的接触による粘膜の直接接触が感染経路になります。症状がないこともあり、中には誰から感染したか心当たりがない場合もあります。

潜伏期間

1週間から3週間前後の潜伏期間があります。

症状

排尿時の違和感・痛み、尿道から透明・白色のサラサラした膿・分泌物などの症状があります。
中には、症状が全くないこともあります。

クラミジア性尿道炎は自覚症状がないことも多いため、そのまま放っておくことで尿道から前立腺や精巣上体まで感染が広がるような場合もあります。

淋菌性尿道炎との違い

一般的には、淋菌性尿道炎よりも症状が弱く、排尿時の痛みが軽く、膿、分泌物も少量な傾向にあります。淋菌や他の細菌と混合感染していることもあります。

淋病のページはこちら

検査

トイレで尿を採取していただき、DNAを増幅させる精密検査(PCR法)をおこないます。
当院では、検査結果はネットで確認することができます。検査結果を知るために、来院する必要がありません。

検査結果はこちら

保険診療での検査料金

保険適用であれば、自己負担は3割になるため、2400円前後になります。

自由診療での検査料金

3000円(税込)になります。

治療法

抗生物質を内服します。アジスロマイシン、シタフロキサシン、レボフロキサシンなどクラミジアに効果的な薬剤を選択します。

保険診療での治療料金

保険適応であれば、自己負担は3割になるため、調剤薬局にて1000円前後になります。

自由診療での治療料金

抗生物質の飲み薬は、1週間分で9000円(税込)になります。

保健所や郵送検査で陽性の場合

保健所や郵送検査で陽性の場合は、保険適応にて即日治療開始となります。
必ず、検査結果のデータまたは書類をお持ちください。

クラミジア性子宮頚管炎

原因

クラミジアが子宮頚管の粘膜に感染することにより引き起こされます。

感染経路

性的接触による粘膜の直接接触が感染経路になります。 

潜伏期間

1週間から3週間前後の潜伏期間があります。

症状

おりものが増える、不正出血、下腹部痛などの症状があります。
症状がないこと場合もあり、クラミジアに感染していることが気づかれずに、子宮内まで炎症が広がると、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎、肝周囲炎などの症状を引き起こすこともあります。

検査

子宮の入り口の粘液を綿棒で採取する膣ぬぐい液検査もしくは尿検査になります。

治療

抗生物質を内服します。 アジスロマイシン、シタフロキサシン、レボフロキサシンなどを選択します。

放置していると

放置していると、卵管狭窄症や卵管閉塞症を発症して卵管周囲の癒着を引き起こし、不妊症になることもあります。

妊婦が感染している場合、出産の際に赤ちゃんに感染する場合もあります。

咽頭クラミジア

原因

クラミジアが、のどの粘膜に感染するために引き起こされます。

感染経路

類似行為を含めた性的接触による粘膜の直接接触が感染経路になります。 

潜伏期間

1週間から3週間前後の潜伏期間があります。

症状

のどの違和感、痛みなどの症状があります。症状がないこともあります。

見た目に分かるような腫れが現れることも少ないため、風邪と勘違いされることも少なくありません。
そのため、気付かない間に感染を拡大させてしまうケースもあります。

検査

うがい液を口に含み検査します。

当院では、検査結果はネットで確認することができます。検査結果を知るために、来院する必要がありません。

検査結果はこちら

保険診療での検査料金

保険適応であれば、自己負担は3割になるため、2400円前後になります。

自由診療での検査料金

3000円(税込)になります。

治療

抗生物質を内服します。アジスロマイシン、シタフロキサシン、レボフロキサシンなどクラミジアに効果的な薬剤を選択します。

保険診療での治療料金

保険適応であれば、自己負担は3割になるため、調剤薬局にて1000円前後になります。

自由診療での治療料金

抗生物質の飲み薬は、1週間分で9000円(税込)になります。

クラミジア性結膜炎

原因

クラミジアが目の結膜に感染することにより引き起こされます。

感染経路

性的接触による粘膜の直接接触が感染経路になります。出産の際に、産道感染により子供に感染することもあります。

症状

目の充血やかゆみなどの症状があります。

初期症状は一般的な結膜炎に似ていますが、症状が慢性化すると小さなブツブツが現れることもあります。

治療

抗生物質を内服、点眼します。

まとめ

クラミジアを疑わせる症状があれば、男性であれば、泌尿器科や性感染症内科を、女性であれば、婦人科や性感染症内科をご受診ください。クラミジア結膜炎は眼科におかかりになるとよいでしょう。
当院泌尿器科では、男性のクラミジア性尿道炎、男性および女性の咽頭クラミジアの検査や治療を保険診療もしくは自由診療しています。

女性のクラミジア性子宮頸管炎の検査や治療はおこなっていません。

クラミジア性結膜炎は、診療していません。クラミジア性子宮頚管炎の治療は婦人科を受診してください。

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